今年は日本の食料問題についても大いに議論された年であった。
特に40%程度と言われている日本の食料自給の低さは注目された。
食料の半分以上を輸入に依存しているのだ。
なぜここまで自給率が低下したのか。
・輸入関税の引き下げにより、国産品の国内価格競争力が低下したこと
(日本の農作物平均関税率は約12%であるのに対してスイス51%、タイ35%、EU20%などと高い)
・農業に対する補助金などの国内保護額が、他国と比べ必ずしも高くないこと
(欧米の国内保護額は日本の数倍といわれている。つまり、関税と農業の国内保護が他国より低いことが、食料自給率の低下をもたらしている。)
どうしたら自給率をあげられるのか。
・国内農業保護政策を見直す
・消費者もある程度高くても品質や安全性の高い国産食料品を購入する意欲を持ち、食料品の内需を拡大する
・地方の特産品や都市近郊農家は新鮮でおいしい特徴的な農作物を消費者にアピールし、消費者と生産者の一体感を醸成すること
など
参照:(朝日新聞 2008年11月12日 12ページ 経済気象台 より)
2008年11月17日月曜日
2008年9月27日土曜日
輸入食品の問題点
市場開放で世界の食べ物がいつでも食べられるようになりました。それは、食肉も含めて輸入農産物が増えたからです。輸入食品の問題は残留農薬です。
<世界の農薬>世界各国で使用されている農薬は、病害虫や雑草の種類、発生状況、気候、風土などにより異なっている。日本で使用が認められている農薬は約300種類、アメリカでは約400種類となっている。日本で使用が認められていなくてアメリカでは認められているものも、その逆のものもある。このように、国によって認められている農薬の種類は同じではないため、全世界では約700種類あるとみられている。
輸入農産物でいちばんの問題は、ポストハーベスト農薬でしょう。ポストハーベスト農薬とは、収穫後に散布する農薬のことです。
<ポストハーベスト農薬>残留の疑われるものが多く、日本では特に危険視されていたが、1990年以降アメリカなどからの圧力で規制が緩和され、消費者運動側から強い批判が出ている。
*『食品公害・農薬汚染 揺れる「食」の安全』 春日和夫著 2002年 一橋出版
これからは、意見が分かれるようなものを見つけながら、進めていきたいと思います!
<世界の農薬>世界各国で使用されている農薬は、病害虫や雑草の種類、発生状況、気候、風土などにより異なっている。日本で使用が認められている農薬は約300種類、アメリカでは約400種類となっている。日本で使用が認められていなくてアメリカでは認められているものも、その逆のものもある。このように、国によって認められている農薬の種類は同じではないため、全世界では約700種類あるとみられている。
輸入農産物でいちばんの問題は、ポストハーベスト農薬でしょう。ポストハーベスト農薬とは、収穫後に散布する農薬のことです。
<ポストハーベスト農薬>残留の疑われるものが多く、日本では特に危険視されていたが、1990年以降アメリカなどからの圧力で規制が緩和され、消費者運動側から強い批判が出ている。
*『食品公害・農薬汚染 揺れる「食」の安全』 春日和夫著 2002年 一橋出版
これからは、意見が分かれるようなものを見つけながら、進めていきたいと思います!
2008年7月6日日曜日
食品添加物の理解
昔は、魚や肉をくんせいにし、塩漬けや酢漬けにして冬に備え、また、植物の花や実を使って色や香りをつけたりしていました。このことは食品添加物が使われるようになったことと、密接な関係にあったといえます。食べ物を保存し、出来るだけ有効に加工し、多くの人が利用するためには、食品添加物は欠かせないものとなっています。加工食品などでは、添加物が欠けてしまうと、身近な食品が食卓から消えてしまうことになります。
食品添加物の乱用・過信を避けなければならないのは当然としても、安全で、効果的に目的が果たせる食品添加物を必要最低限使用することは、今日の豊かな食生活を送る上で大切なことといえます。
わが国の食品衛生法では『食品添加物とは食品の製造の過程において、または食品の加工もしくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって使用されるもの』と定義されています。
食品添加物の安全性を調べるためには、通常、マウス、ラットの実験動物、培養動物細胞あるいは微生物を用いた試験により、人に対する安全な使用量を求め、安全性が評価され、確認されています。
参照:(ホームページ 『健康・安全 食百科』 インターネットより)
日本ではみとめられている食品添加物でも他の国では危険だといって認められていないものもあるようなのでそのようなことについても調べていこうと思います。
食品添加物の乱用・過信を避けなければならないのは当然としても、安全で、効果的に目的が果たせる食品添加物を必要最低限使用することは、今日の豊かな食生活を送る上で大切なことといえます。
わが国の食品衛生法では『食品添加物とは食品の製造の過程において、または食品の加工もしくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって使用されるもの』と定義されています。
食品添加物の安全性を調べるためには、通常、マウス、ラットの実験動物、培養動物細胞あるいは微生物を用いた試験により、人に対する安全な使用量を求め、安全性が評価され、確認されています。
参照:(ホームページ 『健康・安全 食百科』 インターネットより)
日本ではみとめられている食品添加物でも他の国では危険だといって認められていないものもあるようなのでそのようなことについても調べていこうと思います。
2008年6月7日土曜日
資料収集
食品添加物についての本を見つけました!
読んでいく中で興味のある所を少しまとめてみました。
『気になる成分・表示100の知識』 左巻健男 2000年 東京書籍
食品添加物は、製造・加工をしやすくするものや保存性をよくするものだけではなく、消費者の嗜好により合わせるためのものや、栄養を付加するものもあります。
嗜好に合わせるためのものとしては、
・外観を整えるもの・・・着色料、発色剤、漂白剤、光沢剤など
・香り、味を整えるもの・・・香料、香辛料抽出物、甘味料、酸味料、苦味料、調味料など
・質感を向上するもの・・・乳化剤、増年剤、安定剤、ゲル化剤、糊料、膨張剤など
この三つに大別される。
これからも、このような食品添加物についてどのようなものかを調べて、資料も収集していきたいと思います!!
読んでいく中で興味のある所を少しまとめてみました。
『気になる成分・表示100の知識』 左巻健男 2000年 東京書籍
食品添加物は、製造・加工をしやすくするものや保存性をよくするものだけではなく、消費者の嗜好により合わせるためのものや、栄養を付加するものもあります。
嗜好に合わせるためのものとしては、
・外観を整えるもの・・・着色料、発色剤、漂白剤、光沢剤など
・香り、味を整えるもの・・・香料、香辛料抽出物、甘味料、酸味料、苦味料、調味料など
・質感を向上するもの・・・乳化剤、増年剤、安定剤、ゲル化剤、糊料、膨張剤など
この三つに大別される。
これからも、このような食品添加物についてどのようなものかを調べて、資料も収集していきたいと思います!!
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